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青春切符の旅

 
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古希という第二の青春を迎え、桜を鑑賞するために青春18きっぷ(春、夏、冬と年3回、学生が休みになるときに発行されるJRきっぷ。鈍行にしか乗れない)で四国の松山、そしてバスで、しまなみ海道をわたり、尾道に行ってきた。

朝、6時11分磐田駅発の電車に乗り、目指すは710Km先の愛媛県松山。所要時間13時間8分。停車駅124駅。乗り換え回数10回。料金2,300円(通常は鈍行料金だけでも10,410円かかる)19時19分やっと松山駅に着いた。私はお金はないが暇はあるので、だいたいの旅行は青春18きっぷを利用する。このきっぷの良いところは沿線でチョット興味がわいたところがあれば途中下車し、そこに立ち寄ることが出来る。また、隣に座った地元の女子高校生とも仲良くなれる。

今回は桜を鑑賞するのも一つの目的だが、司馬遼太郎の作品「坂の上の雲」の秋山真之の特集展示を「坂の上の雲ミュージアム」行っていることを知ったからだ。

明治維新を経て、新国家に生まれ変わった日本が欧米列強に学びながら、近代国家の体制を整えていき、日露戦争においてロシアを破るまでの秋山好古、真之兄弟の生き方に感銘し、今回で3回目の訪問になった。ミュージアムを見学し、松山城へ。天気晴れ。桜満開。

松山から、高速バス「しまなみライナー」で文学の街、尾道へ。1泊後、尾道からも青春18きっぷで磐田へ。乗車距離565Km。所要時間8時間59分。

楽しい旅は終わり、明日はJubilo磐田の応援にスタジアムに行かなけれなならない。

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