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サンティアゴ巡礼の道NO.3-1

 
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9月15日 2日目 人との出会い(Roncesvalles 6:50  →Zubiri 13:30 ) 21.5 Km

朝食は途中のBar(お酒も飲める軽食屋)でしようと思い、まだ暗い6時50分に出発した。巡礼者の朝は早い。皆同じ時間帯に出発するので、列を組み前の人の懐中電灯を頼りにあるく。国道と並行している林道を30分歩き、森林を抜けると文豪ヘミングウェイがこよなく愛したBurgueteの街に着いた。まだ薄暗いBurgueteのBARで2.5€払って、カフェコンデチェ(ミルクコーフィー)とトルティーヤ(じゃがいもと卵のおむれつ)の朝食をとる。カフェコンデチェは疲れをとるために2袋の砂糖を入れて飲む。寒かった体が芯から暖かくなった。横を見ると日本人が朝食をとっている。話しかけると意外な答えが返ってきた。サンジャンの巡礼事務所で一緒になった韓国人に「英語が少しかできない日本人がいる。どこかで会ったらお前、面倒をみてやれ」と言われていたらしい。面倒を見てやれと言われた人が私だった。彼の名は葛野さん。彼は商社マンでスペインに長い間いたことがありスペイン語が堪能。今後、彼と一緒に歩けばトラブルが発生した時に助かると思い勝手にこの人と一緒に歩こうと決めた。

続く

 

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