”いわたドリーム”の社長のナゴダ アーナンダもそうであるが、世の中には頭の中がどういう構造になっているのか、何か国語も話せる人がいる。そういう人は語学を勉強するのもさほど苦にはならないらしく、二か国語をマスターすればあとは難しくないよといい何か国語も話す人もいる。せめて英語ぐらい・・・と思ってウン十年、いまだ中学1、2年生ぐらいの英語しか話せない私からするとうらやましい。言葉の壁を感じずに外国旅行が出来たら旅の深みはずいぶん増すだろう。現に何か国語も話せる人は「言葉の通じない国だと不便だし、旅は面白くないよ」といっている。しかしきっと彼には理解できないだろうが、私は言葉が通じない土地にいるのを密かに楽しんでいることがある。日本では、周りの人の話し声、駅やデパートのアナウス、耳に入ってくる言葉は全て意味がわかってしまう。それが異国の地にいると、言葉はただの声となり、音となる。たとえ言葉が出来なくたって・・・。ハップニングや不便さを幸せに感じ、味わえば旅は十分楽しい。これは負け惜しみではない。